備忘録F

この記事は完全なる自分用メモです。

私は元々自尊心が低く

就活をする価値もない

私のような人間は正社員にはなれないと

アルバイトしたり派遣社員で働いたりして

今までしのいできた

2018年にある職場で適応障害になってしまい

引きこもってしまった。

その間、心理系を学んでみたりスピ系に足を突っ込んだり絵を描いてみたりしていたけど

スピ系でハマりがちな地に足つけず理想を思い描くばかりの生活で

経済的ににっちもさっちも行かなくなったので

昨年の10月から派遣の短期で働いていたのだ。

そしてこのたび無事、契約期間満了となり今日を迎えている。

心病むことなく、無事に今日を迎えていること

それは、とにかく職場の皆さんの温かい心遣いがあったから。

工事中で謎の粉塵や騒音鳴り響く建物でヘルメット被って仕事したり

唯一の息抜きタイムの昼休みですら、集団行動で一人きりになることが許されず

さらに上長にお茶汲みとか。

まるで昭和な体質が理解できず、精神的に窒息しそうだったけど。

強制的に人と密に関わり、必要以上に気を使うという環境に身を置いたからこそ

今までの私に欠けていたものを甦らせることができた。だから、今こうして、清々しい気持ちで契約満了の日を迎えているのだろう。

私に欠けていたもの、それは、

人の言葉を額面通りに真正面から受け取ること。

幼少期の親の二枚舌を常に側で見ていたためか、

大人の世界は建前だらけで適当にその場を乱さない薄っぺらいお世辞を言うもの

そう思い込んできたので、大人になってからは全てを話半分で聞くよう心がけるようになった。

というか、褒め言葉などポジティブな言葉だけ話半分に聞いて

悪い噂話などネガティブな言葉は半分どころが何倍にも増幅させていた。

いつも、どの職場でも、職場じゃなくても友人知人との付き合いも全部そうだったな、と。

それでは確かに生きづらさを感じずにはいられないよね。極度の人間不信。友達できても半年後には音信不通になったりして。

スピ的には「受け取り下手」って人種に属していて。

もう長い間その方法で生きてきているので、受け取り下手ということすら気づかないレベル。

わかったところで、どーすることもできず

半ば諦めてはいたのだが

今回の職場でその分厚い壁を打ち破る人物と出会うという奇跡が起きた。

ベテランなのに、想像を絶するほどの不器用な人。笑

どうやら、私に至るまでの前任者達が、皆その不器用さに頭を抱えていたらしい。

確かに、足の疎通すらままならない状態もあったのだが

かえってその性質が、私には良かったのだ。

その人と私は案外相性良く、良い関係を築いていたからなのか

私のことをよく褒めてくれたり「ありがとう」と感謝されることが多かった。

私はいつも通り

「人を自分の都合よく動かすためのお世辞だ」

とか、斜に構えていたが

「そんなこと言えるほどあの人器用じゃないよね？」と同僚に言われてハッとしたのだ。

確かにこれは本音に違いないと確信できた。笑

そっか。「ありがとう」と言われたら

「ありがとう」を100%素直に受け取ってもちっとも傷つかないんだ！と。

そんな、とてもちっぽけな気づきだったが

それがきっかけで「受け取り下手」の壁が崩壊した。

ヒーリングしても、フラワーエッセンス飲んでも、ポノを唱えてもちっとも人生変わらない。

アホらしい！と

やっぱりもう人生諦めるしかないよな、と

元の感情に蓋をする生活の方がやはり生きやすいよな、と

スピから遠ざかる方向で、夢から醒めたように仕事を始めたけど

スピにどっぷりハマって引きこもった日々も

お金のためだと働いた日々も

その前の暗黒な幼少期も

すべて肯定できた。

「これでよかった」

「この「感謝」を学ぶために人生のすべての選択をしてきたのだ」

と心の底から思えた。

そんな状態で最終日、半年という短い期間だったにも関わらず

花束もらったり、綺麗なお菓子をもらったり、メッセージカードを渡されたりしたものだったので、

家に帰って次の日まで「感謝」のエネルギーを滝のように浴びてそれはそれは号泣した。

派遣だし、短期だし、仲間とかそんなのダサいし！ないわ！って今まで思ってたけど

素直に素敵な職場で働けたこと、良い仲間に恵まれたこと

素直に認めてそれを喜び、彼らとの別れを惜しんでも良いんだな…

人と関わるって、自分と関わるってこうやって

素直な気持ちを表現していくことで

表現しても安全な場所がこの世に存在するし、

そういう場所を、そういう仲間を自分で選択していくことが、自分の人生を歩むことでもあるのかな…？

スピでは散々過去を癒してきたけれど

今この人生も大事で、もっと地球で生きてく覚悟ができてくると変わるのかな？と思う。

とにかく、人間嫌いの私にとって

地味な出来事ながらも、今までの考え癖が一気に変わる体験ができた。

最後バタバタで余裕ないまま帰ってしまったけど、改めてお礼を言いたい。

お世話になりました。

短い間でも仲間として心優しく受け入れてくれてありがとう。みなさまに感謝。

きっと過去生で、どこかの教会で会ってると思います。再会できて良かった。

タイムスリップしたみたいにすべてがレトロでしたが、今の時代ではなかなか感じられない古き良き尊い時間を過ごせたこと、良い経験でした。

そして特に私に革命を起こしてくれた人、感謝。いつも穏やかに親切にしてくれてありがとう。私の心の世界をたくさん映し出してくれてありがとう。

その素敵な愛すべきキャラ、私の後任にも理解してもらえますように。笑

私の魂が経験したすべての人生、

すべての選択を許し感謝します。