AC専門カウンセリングへ通ってみたけど… ②
前回の続き。
引き続き、怒りを放出したい人がよりモヤモヤして心の怒りに着火するには
読んでも良いかもしれない内容の記事です。
ルンルン気分で過ごしたい方は
これより先ご遠慮くださいませ〜!
5回目終了でちょうど1ヶ月ほど。
傾聴してもらえるというほぼ初体験な出来事に感動だぜ〜!!と満足しているところ。
6回目〜7回目
5回目までと同様、引き続き傾聴に専念される。毎回「前回から今日まで何かありましたか?」という聞き方をされるので、何の事件がなかった場合は過去のネタを絞りだして答えていた。
この間、体調に変化があり病院通いという状態になった。
「念のための検査」が毎週あり、心身が疲弊していったが、カウンセリングには変わらず通った。
通い始めて1ヶ月半頃。ネタは十分話してリサーチも終わっただろうに、一向にセラピーが始まらないのは何故?と徐々に疑問を感じるようになったが、これもセラピーが始まっているということ?と解釈することにして特にカウンセラーに相談はしなかった。
8回目〜9回目
通い始めて2ヶ月くらい。
病院で再検査となり、ついに2カ所癌の疑いがあると言われ、さらに検査、検査の日々。
結局検査しても確定はできないものの、デキモノがあるには違いないので、摘出手術を行うという流れになった。
毎回「前回から今日まで何がありましたか?」と聞かれるので、そのことについても話した。すると、そのカウンセラーは癌経験者だったらしく、その経験について語り出した。
ついには家族関係のネタなしに、1時間すべてを病気ネタにあてられてしまい、よほど不憫に見えたのか、カウンセリング中に突然、コンビニで買ったと思われるプリンを食べてくれと言われて差し出された。
あぁ、同情してくれてるんだろうな…と思い
「ありがとうございます」といい、嬉しそうに振る舞うと
「特別ですから(^_^*)」とカウンセラーのドヤ顔が返ってきた。
はい。ここまでちょいちょい毒のある表現で書いたのは
普通の人なら心温まる神回となるのかもしれないが
私にとっては自尊心を大いに傷つけられる行為となってしまったからだ。
だって、私はアダルトチルドレン克服のためにそこに通っており、病気の話をしたいのではない。私は未だ無職。病気の問題に悩む時間なんていくらでもあり、すでに自分の中で恐怖と不安が十分過ぎるほど育っていた。
診断がつかず医者でさえ「癌かもしれないしそうじゃないかもしれない。切った後細胞を検査にかけるしか…」と煮え切らない表現しかできない話を、いちいち1時間も、お金と時間をわざわざ使って話したくなかったのだ。
カウンセラーが病気のネタばかりに夢中になって、一向にセラピーが始まらない。
病気による恐怖と不安、検査による体と心のストレスにより、もはやカウンセラーには落胆と憤りしか感じなくなっていた。
そして、この調子だとこの問題が解決するまでまともに話を聞いてもらえないのだろうことが容易に想像ついた。
だって、癌の話オンリーだった回が、一番カウンセラーが楽しそうだったんだもん。
カウンセラーに寄り添われているというより、私がカウンセラーに寄り添っている気がしてきた。