入院して手術したときのこと①
前回記事で、自分の体に癌細胞ができてしまったのではないかという疑惑が出てきたと書いたが、その後、検査だけでは疑惑を払拭できず入院・手術をした。
自分史上、ここまで大きな怪我も大病もなく病院というものには縁遠く、ちょっと具合悪くなったときか、せいぜい家族が緊急入院する際に付き添ったくらい。
「病院=病気や怪我の治療をしてくれるところ」という認識以上何もなかったのだが
今回色々感じたので書き残す。
今回はお腹関係のことをかくので下ネタになることが予想される。
もしこの記事に偶然ぶち当たってしまった方、大腸など内臓に体の異変がない人であれば、ここで読むのはやめておくことをオススメする。
目次
最初はひょんなことから…
ある日の深夜。
「いつものアレが始まったか…」
実は数年前から数ヶ月に1回、深夜に激しい下痢に襲われることがあった。
お腹からギュルギュルギュル!!と大きめの音が聴こえてから1時間くらい経ったころ、だんだん大きくなる腹と共に「波」がやってくる。さあ、長い戦いの始まりだ。
水分補給用の水を片手にトイレで籠城。
第一弾が終わった後も引き続き激しい腹痛を抱えつつも何も出てこない…というサイクルを脂汗をかきながら嘔吐も加わりただひたすらお腹の中ものが一掃されるまで忍耐を続ける。
全身の異様な冷えがやってくると終わり近い。湯たんぽで暖をとるためよろよろの体を引きずって台所とトイレを往復。
空が白んでくる頃、やっと落ち着いてぐったりした状態でやっと就寝…
一晩のたうち回れば収まるので、悪いものでも食べたのかな?スピリチュアル系でいう浄化かな?なんて気楽に考えていた。
しかしそのサイクルに1度イレギュラーなことが起きることがあった。
昨年、1度下血したのだ。
まさかの下血!でも病院へは行かなかった。
2020年5月。ちょうどコロ助に全世界が怯え始めた頃。私は4月から職場を変え、隔週の在宅勤務を始めていた。
そして迎えたゴールデンウィーク。
その夜、また「あの戦い」が始まった。
その回も漏れなく同じパターンで一晩のたうち回ったし、下痢も収まったけど、腹痛がおさまらなかった。寝たら治るかな?と思ったけど寝ても治る気配がない。腹痛のままにトイレへ行ったら下血した。
さすがに怖くなり異常を感じ、流石に病院へ行こうかとも思っていたが、病院はやっていない。しかも自粛が一番厳しかった頃。よっぽどでない限り病院へなんて行きたくない。
苦しみながらも痛み止め薬を飲んだり、ヒーリングを仲間にエネルギーを送ってもらっているうちに治った。
原因は何だろう(自己分析)??
でもやはり、下血したからには何が原因なのだろうかと考えた。
結論、やはり食生活かなと。
お肉を火をきちんと通さずに食べるところがあったので(爆)、あたっただけかもと思っていた(お肉を食べた夜に多かったので)。
また、閉店間際のスーパーのお弁当50%オフで激安になる日があるので、まとめて買って自宅の冷蔵庫にて冷凍保存をしていたのだが
当時、夏場に冷蔵庫が壊れて冷蔵機能が弱まっており、翌日会社で食べるとき「ちょっと大丈夫かな?」と思うところもありつつも、まーお腹壊すくらいなら大丈夫かと食べていたところがあり(爆)
…そこらへんが原因かな?と思った。
気づいてからは、肉はよく火を通してから食べ、冷蔵庫も買い換えられたので、なんかやばい?という状態の弁当も食べることはなくなって、その後は激しい腹痛に襲われることはなくなった。
あーやっぱり食べ物がよくなかったんだな
そう結論づけて、「長い夜の戦い」は終わった
…かのようにみえた。
しかし2021年3月下旬、それは始まった
職場を離れて、次の仕事を探していた頃。
なんと、また、あの戦いが始まってしまったのだ。
食べ物も気をつけていたのに…
しかも下血するパターンで、腹痛が度を越えている。
仕事もしていないし、平日だったので近所の内科へ行った。
病状を伝えると、診察もほどほどにすぐに大きな病気を紹介されタクシーを手配された(その割には診察料結構取られたのだけど…!)。
院長曰く
「腸閉塞」が始まっているのではないか?
緊急手術してもらうことになるかもしれない、と。
やっぱり気になる「異物感」
紹介状をもらい近くの大きな病院へ。
腹痛が痛くてまともに歩けない中、入り口から一番遠い消化器内科までヨロヨロ歩いた。
待たされること1時間半。
診察の結果は「虚血性大腸炎の疑い」とのことだった。
「便秘を甘くみてはいけませんよ。」
そう言われ、便秘薬(酸化マグネシウム)を処方してもらい、ヨロヨロで体力が限界だったので点滴を打ってもらいつつ
この際…と思い、勧められたままにCTと大腸内視鏡検査を受けることにした。
別に医師の意見を鵜呑みにしていたからではない。実は、昨年の1回目の下血があってから便を出す時に「異物感」を感じていたのだ。
そしてここから、本当の長い戦いの始まった。
②へつづく。