検査〜入院〜通院生活で思ったこと①
ここ数日、ずっと入院ネタばかり続いているが
今回も同様のネタである。
病院に対する個人的イメージがずいぶん変わったのでそれについて書き残そうと思う。
特に専門的な知識があるわけでもなしに、素人がただ吠えるだけであることは事前にご承知願いたい。
今回はポジティブな印象を。
■検査は地味にきつい!
幸いにもCTかMRIを撮る程度しか経験したことがなかった私は検査=健康診断プラスαくらいにしかとらえておらず、むしろ「会社に行かなくて済む正当な理由ができてラッキー」とさえ思っていた。
しかし今回、2ヶ月間毎週のように検査、検査、検査…
病気の場所が場所だけに、毎週のように下剤を飲み、お尻の穴から空気やら管やら入れられ、組織を取られ、注腸検査に至ってはお尻からバリウムを入れられ、その状態でベッドに寝そべりされるがままで…
MRIでは室内で響き渡るドラムのような謎の爆音、造影剤を打ったときのなんとも言えぬ全身がカァッと熱っぽくなる感覚、加えて乳腺外科でのマンモグラフィ、針生検…
全ての検査が終わり入院の相談が持ちかけられる頃には心身共にぐったり。
検査がこんなにきついとは思っていなかった。ゴメンナサイ。
■看護師(事務)さんてやさしいんだ!
今まで誰かの付き添いで行った病院のスタッフがかなり冷たかったこともあるが、今回世話になった病院では思いの外、誰もがとても親切にやさしくて、赤ん坊に戻ったかのように丁寧に対応してくれた。
まるでもう一度産まれ直したかのような体験。
もうちょっと長く居たいかもと一瞬思ってしまった。医師、看護師、理学療法士、薬剤師、事務員、良心的な雰囲気の病院で良かった。
感謝!
■食事が思ってたより美味しかった
よく病院食は不味いと聞く。入院前にも看護師などから美味しくないと事前に聞いていたので覚悟はしていた。前に記事で紹介した通り、ビジュアルは昭和の給食みたいだったけど決して不味いわけではない。
いや、むしろめっちゃ美味しい!!
体が不自由な状態の時って、どうしても娯楽が食事のみになってしまう。その唯一のお楽しみを心豊かに過ごすことができた。
自分であれだけの数のメニューを栄養も考えた上で作るなんて大変だし。ただ、今回消化器系の手術を受けたのでもっぱら柔らかい食事ばかりであったため原形をとどめていないものばかりだった。ちょっと残念(笑)
■病院とつながれたという、ちょっとした安心感
私は無職だし、職に就いたとしても派遣社員なので会社のお抱えの病院などない。かかりつけ医もない。いざという時、大きな病院に一度でもご縁ができていると、なんだか安心なのは私だけだろうか。
検査すれば他の科と情報共有してくれるから、あちこち病院へ通う必要もない。高額医療制度も適用されやすいのでありがたい。
病院て、案外良い感じのところかも!
と思っていたが…
②へつづく