Y's note

アダルトチルドレン×強度HSPの引きこもり体質の生きづらさ解消日記

毒母との戦争④

前回まで3回に分けて

毒親と対決したきたあれこれについて

書いてきた。

 

 

今回はその完結編

私なりに導いた結論である。

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母親との直接対決・結論

①母親と対決するのは無駄

母親は「子は親の言いなりで当然」「私は正しい」という謎の自信を強く持っている。

ただでさえ自己主張が苦手でビビりながら話す私では、今までの癖も出てどうしても言い負かせてしまう。どんな冷静に話をしようとも、あの手この手を使おうとも全て投げ飛ばされてしまう。

話が通じないので全く無意味。毎回「なんでわかってくれないの」と悲しくなる。回数を重ねれば重ねるほど分かってほしいの執着が強くなり、通じ合えないことへの苛立ちと無力感に苛まれるだけなのだ。

心身共に削られるだけ。エネルギーの無駄。

 

毒親の子は毒親

「自分はこうならないようにしよう!」と心に誓い、反面教師で結婚も子どもを持つことも禁止して生きてきたはずなのに…

結局は自分も母親と同じ。自分勝手な理想を母親に押し付けて、意のまま支配しようとしていたのだ。

私の一世一代のつもりで戦ったつもりだったが、はたからみればただの同族嫌悪の痴話喧嘩に過ぎないだろう。

私もまた知らぬ間に毒持ちになっていたのだ。

不本意だし、かなり屈辱だが、それが事実だ。

 

③母親から愛されていなかった

そう。1番ショックだったのは

母親から愛されていなかったということ。

 

対戦するたび「1番いい子で可愛いと思って愛していたのよ!」と言われ続けたし、

学費の高い私立に中学から早々行かせたこと、我が家が財政難になってきても学校に通わせ続けたこともあり、「こんなに無理して通わせてるなら、私は愛されてるに決まってる!酷いことされるけど愛情ゆえ。我慢するんだ。」と心の奥底で信じていたようだ。

(後々聞くと「え?家はお金に困ったことなんかないわよ」とケロッと言われたからまた虚しくなったのだが…)

だから自分勝手なことしか言わない母親に「愛してるなら、なんで私のことわかってくれないの?」「絶対わかってくれるはずなんだ!」と勝手に決め込んで

「わかってくれる」瞬間が訪れるよう勝手に期待していたのだ。

 

また、前から違和感を感じていたのだが、

彼女の話は今の私達家族ではなく、二言目には結婚前の実家の自慢話ばかり。

私を自分の娘時代を投影して勝手に理想の娘像をつくりあげ、過去の美化された思い出の中をふわふわさまよっている状態にしか見えない。

しまいには、学生時代大好きだった男と結ばれなかったけど、夢の中でやっと結ばれたと涙ながらに話をされて冷め冷めした覚えがある。

また、やたら父親(旦那)愚痴不平不満を私にぶちまけたり、兄姉が夜遅くなっても帰らずいると不安だったり心配だったりするとすぐ「どうしよ?なにやってんだろ?」と言われ続けてきたし、

私も成人になってからでも夜遅くまで外出していると2、3秒おきに鬼のように携帯電話に着信入れられたり。着信の多さに恐怖しかなくて、そうされると考えるだけで

友人と遊ぶことすら億劫になったり…

 

親子なら当然と思っていたけど、

小さな子どもには少なからずそういうことしないらしい。

 

私と母親の関係は

子どもの私が母親で、母親が私の子どもという

まさしく親子逆転の関係だったのだ。

 

最近まで気づかなかった。

そういうケースをよくドラマで見たり、毒親ネタで見たりしていたけど

まさか自分のところが?!という感じだ。

 

当たり前過ぎて、当たり前じゃないことが気づけない恐怖よ…

 

 

そして結局…

はい。母親との和解は諦めることにした。

 

母親がまともに話に取り合わないということ、

何よりも、謝られたところで過去にされたことを赦せるほど傷は浅くはないということ。

それが分かったら続ける理由はない。

もはや続ける気力もない。

 

母親にフラれ続けていたという事実を認められた瞬間だった。

 

もうお手上げなのだ。

 

「1番愛している」その言葉をまともに信じてしてしまったがために、必要以上に執着してしまったのかな。

ずっと叶わぬ恋に身を焦がしていたのだ。報われぬ愛をずっと求めていたのだ。

 

いや、うっすらわかっていたのだろう。

でも、認めたくなかった。

 

今まで母親のために生きてきた人生を

自分で全否定することになるから。

自己否定が強いのに、実は否定してなくて、むしろ過信していたのかもしれない。

 

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悪夢から自分を解き放つ

このままで自分の人生終わらせたくない。そう本気で思えた時

ようやく「家を出よう!」と決心がついた。

 

母親を嫌うこと

母親から逃げること

母親ではなく自分の幸せを最優先にして生きること

全部自分がやりたいのならそれでいいのだ。

 

私の人生の主人公は

母親ではなく私なのだから

 

1人の人間として、大人の女性として自立して良い。

自分にそう許可ができた途端、心の中の鍵がガチャっと開いたような気がした。

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これって、普通の人なら高校生くらいでぶち当たる課題なのだろうな…

 

相当今さらだけど

変えられるものなのだろうか…

 

否、周りと比較してしまうとキリがない。

というか、これでは自分の中に自分の成長を妨げようとする母親と同じことを知らぬ間に

自分でやる習慣がついてしまっているということだ。

いたずらに自分を傷つけるのはもう終わり。

 

まずは、母親から離れると決心した。

 

今まで全てに屁っ放り腰だった私にしては

かなり上出来。

  

 

年始に今年の目標としてオラクルカードリーディングを引いたところ

「voyage」のカードが出ていたことを思い出した。

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きっと天も味方してくれることだろう。

「本来の私の人生」に戻るチャレンジすることを、ここに誓う。